愛染院 <願成寺>(三重県伊賀市) 芭蕉故郷塚

三重県伊賀市の上野にある愛染院の由来については2説あり、
① 寺伝では、鏡覚阿闍梨が元暦年間(1184~85年)に、後鳥羽天皇
  病気平癒のご利益があった愛染明王を祀ったのが始まりと伝えられる。
② <伊賀国寺院明細牒>によると、かっては上野山平楽寺の子院であったが
  1611年から始まる城下町建設に際して、現在地に移転した。

本尊が愛染明王ということで、愛染院の別称で呼ばれている。

当寺は松尾芭蕉の松尾家の菩提寺であり、芭蕉が1694年亡くなると
芭蕉の遺言により大津市・義仲寺に葬られたが、伊賀の門人たちが芭蕉の
遺髪を愛染院に葬り供養塔を建て<芭蕉故郷塚>と呼ばれている。

伊賀上野は芭蕉誕生の地だけに、芭蕉に関する多くの施設などがあり、
ここ愛染院も観光コースに組み込まれている。

(1)寺名:愛染院(あいぜんいん)<正式名:願成寺>
(2)住所:三重県伊賀市農人町354
(3)山号:遍光山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開山:鏡覚阿闍梨 (6)開創:1184~85年 (7)本尊:愛染明王
(8)その他
1)芭蕉故郷塚:市指定史跡
2)芭蕉句碑:家はみな杖にしら髪の墓参り  芭蕉51歳の作

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                       山門

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                       本堂

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                     芭蕉故郷塚

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                      芭蕉句碑