もくもく探索日誌 2010年4月18日 三重県 桑名・鈴鹿

朝から好天に恵まれ、6時過ぎにスタート。
以前から是非訪れたいと待っていた今日、鈴鹿山系の野登山(852m)の
ほぼ頂上にある古刹・野登寺(やとうじ)へ出かける。
野登寺は最後に訪れる計画で、まずは桑名へ向かう・

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                     野登山(中央)

桑名藩主・松平家の菩提寺・照源寺の夫婦松(クロマツ)2本の根が繋がって
いる珍しい松にお目にかかる。
藩主廟所もなかなか立派なもので、大名の廟所もこれまで多く探索してきたが、
スッキリした佇まいを景している。



すぐ近くにある大福田寺は、日本三大聖天の一つで桑名聖天と呼ばれ、
古くからの信仰を集めているそうだ。
参拝集団に出くわしたが、お寺の方が見つからず集団の世話役もウロウロ。
朱印を頂こうにもどうすることもできず。



ここから国道1号線を鈴鹿へ向かい、<閻魔寺>と呼ばれる林光寺を経て、
神宮寺、妙福寺から府南寺に到着。
府南寺駐車場に見事な<アイナシ>の白い花が満開と、グッドタイミングの
訪問となり、<重文>仁王像にお目にかかる楽しみが倍増する。
ガラス越しに拝観する仁王像の迫力は少し妨げられるが、それでも気が伝わって
くる。



吉良の仁吉<荒神山の決闘>で知られる荒神山観音寺の境内は趣があり、
決闘を想像することさえ出来ない静けさである。
また、徳川家光の乳母・春日局ゆかりの寺でもある。
春日局の歌碑
 <さと遠きかうじが山之紅葉に観音大悲ひかりとどまる>


鈴鹿山系の入道ヶ岳(906m)山麓にある桃林寺の紅白の花をつける
<源平枝垂れ>桃の見事なこと。
境内には桃の木が植生され寺名を引き立てている。

愈々、野登山へ向かう。
所々未舗装の細い山道をゆっくりと車を走らせる。そうとうの難所と言える山道
で、一般には登山歩行で登るのだろう。
途中、登山姿の夫婦連にも出会う。
山頂にNTTのパラボラアンテナが設置されており、何とか車が登れるかなと
いう感じ。
山頂へなんとか辿り着き、車を置いて少し下に見える野登寺の境内へと
滑り下りる感じで到着。
杉の大木やブナに覆われたこの地によくも堂宇を建立したものだ。
<お寺巡りの醍醐味がここにあり>



実は、野登寺には上寺と下寺の二つの堂宇があるが、山頂の上寺は
平安時代910年の開創と伝えられている。
下寺は1717年に、上寺ではあまりにも不便ということで山麓に建立され、
住職は下寺に居られる。
大満足の一日を終えて帰路に着く。