太平寺 (滋賀県甲賀市土山町) <国宝>長屋王願経

滋賀県甲賀市土山町にある太平寺は1491年高岳禅師によって開創
されたと伝えられている。
太平寺には長屋王願経と呼ばれる<国宝>大般若経142帖が伝わって
いる。
長屋王願経は、奈良時代前期の皇族で政治の中枢にいたが、藤原一族
の謀略により自害したといわれる長屋王が願主となって写経させた
大般若経である。
長屋王願経には<和銅経:和銅5年(712年)>と<神亀経:神亀5年
(728年)>の各々600巻があるが、和銅経は220巻が現存しており、
その内212巻が土山町の3ヶ寺に存在し、142巻が太平寺にある。
和銅経は、年号が明記された大般若経の中で最古のものである。

これらの長屋王願経は、奈良・薬師寺から安土町・桑実寺を経て
土山の3ヶ寺(常明寺・太平寺・見性庵)に伝わったと言われている。

常明寺   見性庵>参照

(1)寺名:太平寺(たいへいじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市土山町鮎河1593
(3)山号:祥雲山 (4)宗派:臨済宗東福寺派
(5)開山:高岳禅師 (6)開創:1491年 (7)本尊:聖観音
(8)その他
1)大般若経(長屋王願経)142帖:国宝 712年

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                       山門

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                       本堂