崇泰院 (京都市東山区) 知恩院塔頭 親鸞聖人旧廟所

京都市東山区の知恩院塔頭・崇泰院は、1603年徳川家康の命により
知恩院寺地の拡充に伴い、親鸞聖人廟所を現在の大谷本廟(西大谷)へ
移しその跡地に開創された。
現在の本堂は1898年に再建されており、本堂裏には親鸞聖人旧廟所
として墳墓と五輪石塔が祀られている。

1262年親鸞聖人が善法房(現在の西本願寺境外堂舎である角坊)で
亡くなった後、鳥辺野の南で火葬後鳥辺野の北大谷に葬られた。
1272年親鸞聖人の末娘・覚信尼が中心となって遺骨を西吉水北辺
(崇泰院あたり)の覚信尼夫妻居住地に改葬し、六角堂の草堂に親鸞聖人
の影像を安置し廟所とし、大谷廟堂となった。
また、これが本願寺の始まりともなった。
1313年頃本願寺第3世覚如は大谷廟堂を<本願寺(大谷本願寺)>と
寺号をつけて寺院とした。

1415年この大谷本願寺で第8世蓮如が生誕し、1465年大谷本願寺が
比叡山の僧兵に破壊されるまで本願寺の地であった。
1483年蓮如は山科本願寺を建立している。

親鸞聖人の聖地とも言える遺跡ではあるが、現在は知恩院の境内となり
歴史の流れを感じざるを得ない。

<親鸞聖人ゆかりのお寺>参照

(1)寺名:崇泰院(そうたいいん)<別称:元大谷崇泰院>
(2)住所:京都市東山区林下町401
(3)宗派:浄土宗総本山知恩院塔頭
(4)開創:1603年頃 (5)本尊:阿弥陀如来
(6)その他
1)親鸞聖人旧廟所
2)本願寺発祥の地
3)蓮如聖人生誕地
4)特別公開あり

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                      表門

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                      標石

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                      本堂