欣浄寺 (京都市伏見区) 道元禅師ゆかりの寺

京都市伏見区にある欣浄寺は、道元禅師が1230年から1233年まで
閑居した伏見深草にあった安養院(現在は跡地も不明)の法燈を継ぎ、
<深草閑居の旧跡>として道元禅師の足跡を記している。
道元禅師は1228年中国・宋から帰国後建仁寺に再度入ったが、
1230年深草の安養院へ入り、禅の布教の第一歩を踏み出した。
1233年道元禅師は最初の禅道場として安養院の近くに興聖寺を起こし、
本格的な禅布教を開始した。

安養院・興聖寺はその後いつしか廃れ、跡地も不明となった。
天正年間(1573~1592年)に安養院の法燈を継いで、現在地に
欣浄寺が開創された。
また、興聖寺の法燈を継いで、1648年宇治市の宇治川辺に興聖寺が
創建されている。

欣浄寺の地は、小野小町伝説に登場する深草少将の邸があったと
伝承される夢のある場所である。

(1)寺名:欣浄寺(ごんじょうじ) (2)住所:京都市伏見区西桝屋町1038
(3)山号:清涼山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:不詳 (6)中興:1573~1592年 (7)本尊:毘廬舎那仏
(8)その他
1)本尊毘廬舎那仏坐像(伏見大仏):1774~1793年 像高530cm
2)小野小町・深草少将の供養塔など深草少将にちなむ記念物

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                       境内

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                       本堂

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                   小野小町供養塔(左)