奈良県大和高田市にある専立寺は、1600年本願寺第12世准如 (西本願寺第12世)によって、蓮如上人の大和布教以来の一向宗 (浄土真宗)道場を本願寺直属の掛所御坊(高田御坊)として開創された。 初代住職・浄誓は、蓮如上人に献身的に随身した浄心上人開創の 越前・専立寺第4代住職であり、また寺名も浄心上人にあやかって専立寺と したと言われている。 その後まもなく、大和新庄藩主桑山氏の施策により、専立寺を中核として 商工・寺内町として発展し、今日の大和高田の礎が築かれた。 なお、高田御坊は大和5ヶ所御坊の1ヶ寺でもあった。 <高田御坊まつり>は専立寺を中心として行われ、三国町の専立寺 にちなんで三国の地場産品も出店される。 (1)寺名:専立寺(せんりゅうじ) (2)住所:奈良県大和高田市内本町10−19 (3)山号:如意山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派 (5)開基:准如上人 (6)開創:1600年 (7)本尊:阿弥陀如来 (8)その他 1)表門・築地塀:市指定文化財 1794年 太鼓楼:市指定文化財 1786年 2)野口雨情詩碑:高田御坊の 櫓の太鼓 叩きゃぼんと鳴り ぼんと響く 表門 本堂 太鼓楼 野口雨情詩碑 |
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