善法律寺 (京都府八幡市) 

京都府八幡市の男山山麓にある善法律寺は、正嘉年間(1257~59年)
石清水八幡宮社務の善法寺宮清が東大寺実相上人に帰依し、私宅を
寺に開創したのが始まりと伝えられている。
善法寺家は八幡宮の社務・検校を務めたが、明治維新の神仏分離により
善法律寺が八幡宮の仏事一切を務めた関係から、八幡宮の本尊を始めと
して多くの仏像が善法律寺に移座された。
八幡宮は明治維新まで神仏習合の社寺で、多くの仏像を祀り、本殿の
本尊は僧形八幡坐像であったが、神仏分離によりこれを善法律寺の
本尊として移座された。

本堂は八幡宮の旧社殿を移築したと言われており、神仏習合の様式
を持っている。男山を背景に建つ姿にその香が漂う。
また、<紅葉の寺>と呼ばれている。

(1)寺名:善法律寺(ぜんぽうりつじ) (2)住所:京都府八幡市八幡馬場28
(3)山号:なし (4)宗派:律宗
(5)開山:実相上人 (6)開基:善法寺宮清
(7)開創:1257~59年 (8)本尊:僧形八幡
(9)その他
1)主な建造物
  本堂:府指定文化財 江戸時代前期 八幡宮旧社殿を移築
  山門:府指定文化財 1759年
  五輪石塔:鎌倉時代 八幡宮大乗院の遺物
2)主な仏像(市指定文化財)
  本尊僧形八幡坐像(地蔵菩薩坐像):藤原時代 像高92cm
  宝冠阿弥陀如来坐像:南北朝時代
  千手観音立像:鎌倉時代
  不動明王坐像:鎌倉時代
  愛染明王坐像:鎌倉時代
  地蔵菩薩立像:藤原時代
3)その他市指定文化財
  孔雀図:江戸時代 岸駒筆
  行教和尚像(画):室町時代
  僧形八幡像(画):室町時代
4)紅葉の寺  

画像
                       山門

画像
                       境内

画像
                       境内

画像
                       本堂

画像
                   五輪石塔と地蔵尊