悲田院 (京都市東山区) 泉涌寺塔頭 

京都市東山区にある泉涌寺の塔頭悲田院は、平安時代に平安京の
東西に設けられた身寄りのない老人や放置された子供などを収容する
施設としての悲田院を始まりと伝えられているが、1308年無人如導
和尚が寺院として一条安居院に移転再興したのが開創である。
その後盛衰を経て、1646年高槻藩主永井直清が如周和尚に帰依して
現在地に再興し、永井家の菩提寺とした。

本堂に安置されている宝冠阿弥陀如来坐像が2009年の調査で、
鎌倉時代の大仏師快慶の作であることが判明し、話題を呼んだ。

境内からは京都市街地を一望でき、爽やかな印象の残るお寺で
あるが、堂内は非公開になっている。

(1)寺名:悲田院(ひでんいん)
(2)住所:京都市東山区泉涌寺山内町35
(3)山号:泉山 (4)宗派:真言宗泉涌寺派総本山泉涌寺塔頭
(5)開山:無人如導 (6)開創:1308年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊阿弥陀如来立像:鎌倉時代 与願印が右手の逆手
2)宝冠阿弥陀如来坐像:鎌倉時代初期 快慶作
3)泉山毘沙門天:除災招福の祈願信仰
4)障壁画:1688年 土佐光起などの土佐派筆
5)高槻藩主永井家の廟所
6)通常非公開であるが、特別公開もある

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                    境内からの眺望

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                       山門

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                       本堂

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                      毘沙門天堂

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                  高槻藩主永井家廟所