もくもく探索日誌 2009年11月20日 <日蓮と法華の名宝>展

京都国立博物館で開催中の<日蓮と法華の名宝>展も閉幕が
近ずき、友人からの招待状を手に出かける。
京都市内は冷え込みが厳しく、薄手の着衣は失敗であった。
館内は当然暖房はなくどうなるかと心配しつつ順路に従って
鑑賞することになった。
予想以上に人が多く、じっくり鑑賞できない流れであった。

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                   京都国立博物館

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                    展示館入口

日蓮が1260年<立正安国論>を鎌倉幕府に奏進してから750年になるのを
記念してこの企画が催されたらしい。
展示された<立正安国論>は国宝で千葉県の法華経寺の蔵である。

<法華経寺>参照

展示されている文化財は主に京都の法華十六本山を中心に展示され、
京都町衆文化と法華の繋がりを印象づけている。
狩野永徳、長谷川等伯、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山など
桃山・江戸芸術の中心芸術家が法華信者であり、町衆文化の華を開いている。

<妙覚寺 狩野永徳の墓所>参照
<本法寺 本阿弥家の菩提寺 長谷川等伯の墓所>参照
<光悦寺 本阿弥光悦の墓所>参照
<妙顕寺 法華の京都での最初の寺 尾形光琳・乾山の墓所>参照

今回私の最大関心事は<立正安国論>と本阿弥光悦の<赤楽茶碗
(銘加賀光悦)><黒楽茶碗(銘時雨)>それに俵屋宗達の<牛図>
であり、じっくりと鑑賞することができた。
約2時間の鑑賞を終え、外に出た途端冷え込みを感じる。

<頂妙寺 俵屋宗達<牛図>所蔵>参照