奈良県三郷町にある平隆寺は、聖徳太子ゆかりの36霊跡霊場の 一つにかぞえられている。 平隆寺は聖徳太子建立と伝承される施鹿薗寺あるいは平群寺の 跡地に江戸時代初期に開創されたお寺で、境内近辺から飛鳥時代の 瓦など遺物が出土している。 平群寺は豪族平群氏の氏寺と考えられており、聖徳太子との関連は 定かでないが、平隆寺の地は飛鳥時代の寺院跡と確認された数少ない 史跡ではある。 瀟洒な佇まいを見せる平隆寺の門は常時は閉まっているそうであるが、 私が訪れた時は法事が行われており開門されていた。 <奈良県のお寺一覧>参照 (1)寺名:平隆寺(へいりゅうじ) (2)住所:奈良県三郷町勢野東2−11−60 (3)山号:平群山 (4)宗派:融通念仏宗 (5)開創:不詳 江戸時代初期 (6)本尊:阿弥陀如来 (7)その他 1)平隆寺境内:県指定史跡 山門 本堂 説明板 |
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