もくもく探索日誌 2009年10月1日 奈良・田原本町

秋雨前線が南に下がって朝から快晴となり、早速出かけることになった。
今日は、<弥生時代の唐古・鍵遺跡>と<桃太郎伝説>の奈良・田原本町
へ進路を取る。
田原本町のお寺は平地にあり、地元と密着した一般的なお寺で、観光寺は
なく地味な存在である。

画像
                     唐古・鍵遺跡

川西町の光林寺(仏師快慶作の阿弥陀如来所蔵)を経て、桃太郎伝説の地
にある法楽寺へと向かう。

田原本町では、桃太郎のゆるキャラを使って町のPRに努めているが、
その伝説の説明を写真で紹介しよう。
法楽寺は無住で本堂も痛みが激しく悲しい現実を見た。


仏師快慶の作である阿弥陀如来を所蔵している安養寺へと向かったが、
残念ながら仏像は拝観できなく、境内の古い石仏を拝見して、町の
中心部へと向かう。


江戸時代田原本の領主であった平野氏の菩提寺本誓寺へ向かったが、
街中の狭い一方通行の道を何とかたどり着く。
隣には、田原本御坊と呼ばれる浄土真宗の浄照寺がその大きな
本堂を境内いっぱいに鎮座せしめている。
江戸時代には相当栄えたお寺と思われる。


ここまでお参りして気付いたのは、田原本町観光協会がお寺の
説明札を建て詳細に案内しているのには感服した。
京都市は<駒札>と呼んでいる説明札が充実しているが、この
田原本町で見かけたのはうれしい限りである。
大和川沿いの少し変わった構造の本堂で知られる浄福寺を経て
秦楽寺へと向かう。


秦楽寺は弘法大師ゆかりの寺で、大師がこのお寺で
<国宝>三教指帰を書いたと伝わる古刹である。
古刹然とした佇まいはそれを大いに想像させるものがある。

狭い地域に集まったお寺を巡って、唐古・鍵遺跡に足を運ぶ。
絵画土器に描かれた楼を模して復元した楼と唐古池をゆっくり
散策し家路につく。
今日の7ヶ寺訪問で、1500ヶ寺訪問となった。2000ヶ寺を目指して
もくもく探索は続く。