竹林寺 (広島県東広島市) <重文>本堂

広島県東広島市の篁山(535m)の山頂にある竹林寺は、730年
行基によって桜山花王寺として開創されたと伝えられている。
その後、802年このお寺の本尊千手観音の授かりによって地元の
女性が産んだ子が、後の小野篁であるとの伝承がある。
史実とは異なると考えられる伝承がどのように作られたか興味が湧く。
篁の父は小野岑守で、母は不詳であることから母がこの地の
出身として伝えられているのであろう。
この伝承を伝える<竹林寺縁起絵巻>は広島県の文化財に指定され、
室町時代から伝えられている。

山頂にあるお寺の風景は中々のものであるが、伽藍の傷みは少し
進んでおり、<重文>本堂などの修復が待たれる。

<広島県のお寺一覧>参照

(1)寺名:竹林寺 (2)住所:広島県東広島市河内町入野3103
(3)山号:篁山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開基:行基 (6)開創:730年 (7)本尊:千手観音
(8)その他
1)主な伽藍
  本堂:重要文化財 1511年
  護摩堂:市指定文化財
  十王堂:市指定文化財
2)その他文化財
  竹林寺縁起絵巻2巻:県指定文化財 室町時代
  写本竹林寺縁起絵巻:市指定文化財 江戸時代
  竹林寺縁起絵軸:市指定文化財
  地蔵菩薩半跏像:県指定文化財 1338年
  金剛力士立像:市指定文化財 
  七重石塔:市指定文化財 1530年
  宝篋印塔:市指定文化財
  南無阿弥陀仏碑:市指定文化財 1514年 
  庫裡襖絵:市指定文化財 江戸時代初期

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                       鐘楼

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                      仁王門

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                       参道

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                       境内

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                    <重文>本堂

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                    護摩堂(左)本堂

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                      七重石塔