大聖院 (広島県廿日市市宮島町) 厳島神社の別当寺

広島県廿日市市宮島にある大聖院は、明治時代の神仏分離がなされる
までは厳島神社の別当寺として神社の祭祀を司り、社僧を統括していた。
厳島神社は593年創建と伝えられ、806年弘法大師空海が弥山に入って
修行し霊場を開いたと伝えられこれが大聖院の始まりといわれている。
平安時代末期の1168年には、現在見られる厳島神社社殿が平清盛によって
造営されて、この頃には大聖院はすでに別当寺となっていたと考えられて
いる。
宮島は島全体が神聖な地とされ、厳島神社と弥山を中心とした神仏習合の
霊地であり、弥山の本坊が大聖院である。
この時代は宮島に住人はほとんど無く、大聖院も対岸の本州側にあったと
推定されており、鎌倉時代末頃に神職や僧などが移り住んだと思われる。
大聖院もこれ以降に弥山の中腹に移ったと考えられている。

現在の大聖院伽藍は、1887年の火災以降順次再建され、境内も
整備が進み参拝者の心を和ませている。
弥山山頂へはロープウェイを利用して参拝も可能である。

<広島県のお寺一覧>参照

(1)寺名:大聖院(だいしょういん) (2)住所:広島県廿日市市宮島町210
(3)山号:多喜山 (4)宗派:真言宗御室派大本山
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:806年
(7)本尊:不動明王、十一面観音
(8)その他
1)中国三十三観音霊場第14番
2)重要文化財
  不動明王坐像:10世紀後半 像高99cm
  梵鐘:平安時代

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                    厳島神社大鳥居

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                    厳島神社神殿

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                     大聖院遠景

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                      仁王門

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                       参道

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                    境内からの眺望

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                       境内

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                      観音堂

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                    勅願堂(本堂)

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                      摩尼殿

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                      大師堂