遍照寺 (京都市右京区) 広沢の赤不動

京都市右京区の広沢池の南にある遍照寺は、989年宇多天皇の孫
寛朝僧正が広沢池の西北畔に開創した大寺であったが、応仁の乱
などで廃墟と化したが、1830年現在地に舜乗律師によって再興された。
寛朝僧正は940年関東に下り、奉持した不動明王に平将門の乱平定の
祈祷し、それが成ったことからこの不動明王を本尊として成田山新勝寺
が開創されたと伝えられている。

遍照寺本尊の十一面観音と不動明王は共に、開創いらいの仏像で
大仏師定朝の父康尚の作といわれ、重要文化財に指定されている。
特に、不動明王は広沢の赤不動さんと呼ばれ、篤い信仰を受けている。

(1)寺名:遍照寺(へんじょうじ) 
(2)住所:京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
(3)山号:広沢山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開山:寛朝僧正 (6)開創:989年 (7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)重要文化財仏像
  本尊十一面観音立像:989年頃 康尚作といわれる 像高124cm
  不動明王坐像:989年頃 康尚作といわれる 像高72cm
2)編照寺旧境内建物址:市指定史跡 現在は私有地

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                       山門

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                       境内

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                       本堂