大蔵寺 (奈良県宇陀市大宇陀区) <重文>本堂・御影堂

奈良県宇陀市大宇陀区の山中にある大蔵寺は、聖徳太子が開いた
と伝えられているが、詳細は不明である。
その後、弘法大師空海が唐から帰朝後最初にこの山に入り密教の
道場を開いたと伝えることから元高野と呼ばれている。
かっては大いに栄えたが、明治時代の廃仏毀釈により荒廃し今日に
至っている。
<重文>本堂・御影堂や<重文>本尊薬師如来立像など多くの
文化財があり、かっての名刹の面影が残っている。
残念ながら少し荒れた面もあるが、静寂と凛とした空気が漂うお寺
として価値がある。

(1)寺名:大蔵寺(おおくらじ) (2)住所:奈良県宇陀市大宇陀区栗野906
(3)山号:雲管山 (4)宗派:龍門真言宗
(5)開基:聖徳太子 (6)開創:不詳 (7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)主な伽藍
  本堂:重要文化財 鎌倉時代後期 柿葺
  御影堂:重要文化財 鎌倉時代後期 柿葺 弘法大師堂で最古といわれる
  弁事堂:明治時代 岡倉天心の寄贈
2)主な仏像
  本尊薬師如来立像:重要文化財 藤原時代 像高265cm
  天部形立像:重要文化財 藤原時代 像高169cm
  地蔵菩薩立像:県指定文化財 藤原時代
  地蔵菩薩坐像:県指定文化財 1237年
3)その他文化財
  聖徳太子絵伝2幅:県指定文化財 室町時代
  阿弥陀聖衆来迎図1幅:県指定文化財 鎌倉時代
4)石造物
  十三重石塔:県指定文化財 1240年 高さ417cm 現在は十重
         東大寺再建に寄与した伊行末の作
  五輪石塔:1351年 南朝の貴人の墓
  六字名号板碑2基:室町時代

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                    <重文>御影堂

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                    <重文>本堂

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                       鐘楼

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                     十三重石塔

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                      五輪石塔