奈良県斑鳩町にある吉田寺は<ぽっくり往生の寺>として篤い信仰が あり、高齢者の参拝が多い。 その謂れは、吉田寺の開山恵心僧都の母が臨終の際、魔除の祈願を した衣服を着せたところなんの苦しみもなく往生したところから来ている と伝えられている。 恵心僧都源信(942〜1017年)は浄土信仰・往生を体系化した <往生要集>を著し、後の浄土教普及の礎となった。 (1)寺名:吉田寺(きちでんじ)<通称:ぽっくり寺> (2)住所:奈良県斑鳩町小吉田1−1−23 (3)山号:清水山 (4)浄土宗 (5)開山:恵心僧都源信 (6)開創:987年 (7)本尊:阿弥陀如来 (8)その他 1)本尊阿弥陀如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高515cm 2)多宝塔:重要文化財 1463年 高さ12m 奈良県下最古の多宝塔 3)間人内親王(天智天皇の妹)の陵(不詳) <重文>多宝塔 西参道 南参道 境内 本堂 <重文>多宝塔 |
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