八坂庚申堂 <金剛寺>(京都市東山区) 日本最初の庚申信仰霊場

京都市東山区の八坂にある八坂庚申堂は、日本三庚申の一つと呼ばれ、
日本で最初に庚申信仰が始まった霊場といわれている。
<日本三庚申:八坂庚申堂、大阪の四天王寺庚申堂、東京の入谷庚申堂
         現在入谷庚申堂は廃寺>
八坂庚申堂は、平安時代10世紀中頃法力の持ち主といわれ傾いた八坂の塔
を祈祷して元に戻したという伝説を持つ浄蔵貴所(891~964年)によって
開創されたと伝えられている。
祇園祭山鉾巡行の<山伏山>に祀られている山伏はこの浄蔵貴所である。

現在もこの庚申信仰は根付いており、奇数月の中旬に<庚申待ち>の
行事が行われている。
また、願い事がかなったお守りの<くくり猿>が境内のあちこちに吊るされて
いる風景は庚申信仰の根強さを物語っている。

(1)寺名:八坂庚申堂(やさかこうしんどう)<正式名:金剛寺>
(2)住所:京都市東山区下河原通四丁目金園町390
(3)山号:大黒山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:浄蔵貴所 (6)開創:10世紀中頃 (7)本尊:青面金剛

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                       山門

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                       本堂

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                      くくり猿

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                     青面金剛石像

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                    祇園祭の山伏山
            <浄蔵貴所の山伏姿が祀られている>