妙光寺(京都市右京区) <国宝>風神雷神図の古里

京都市右京区宇多野にある妙光寺は、1285年内大臣・花山院師継が
長子の死を悼んで別荘をお寺とし、法燈国師を開山として迎えて開創された。
南北朝時代は大いに栄えたが、室町時代の応仁の乱後は廃れた。
1639年建仁寺の三江紹益が、豪商打陀公軌(糸屋十右衛門)の支援を
得て再興した。
その時、打陀公軌が俵屋宗達の風神雷神図を奉納したと伝えられている。
文政(1818~30年)年間に妙光寺の住職が建仁寺に移るに際して、
風神雷神図を持って移ったといわれている。

明治時代の廃仏毀釈により山門・本堂などが他のお寺に移され、その後は
無住となり荒れたが、2004年以降建仁寺の修行僧を中心として境内の
整備が進められている。
方丈(本堂)前庭も復元され、境内にはモミジも植林され以前の姿を
復元させる努力が続いている。

通常は非公開であるが、2009年1月10日~3月18日は特別公開が
行われている。

(1)寺名:妙光寺 (2)住所:京都市右京区宇多野上ノ谷町3
(3)山号:正覚山 (4)宗派:臨済宗建仁寺派
(5)開山:法燈国師(心地房無本覚心) (6)開基:花山院師継
(7)開創:1285年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)花鳥文唐綾九条袈裟:重要文化財 1294年 法燈国師所用
2)方丈(本堂)庭園:枯山水庭園 2004年以降再興された
3)野々村仁清の墓:江戸時代初期の名陶工仁清の墓と伝えられている
4)与謝野蕪村の句:<春月や印金堂の木の間より> 印金堂は旧開山堂

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                       全景

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                       山門

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                       境内

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                       玄関

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                      方丈(本堂)

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                       庭園

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                       庭園

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                    野々村仁清の墓