平等院 (京都府宇治市) 世界遺産 極楽浄土の再現

宇治は源氏物語<宇治十帖>の舞台として、2008年<源氏物語千年紀>
の催しが行われたが、平安時代初期から貴族の別荘が営まれた地である。
9世紀末頃、光源氏のモデルといわれる源融の別荘が宇多天皇に渡り、
998年藤原道長の別荘<宇治殿>となった。
1027年道長が亡くなると、その子である藤原頼通は<末法思想>の末法
元年1052年<極楽浄土の再現>を願い別荘をお寺とした。
1053年には阿弥陀堂<現在の鳳凰堂>を建立し、仏師定朝に造像させた
阿弥陀如来を本尊として祀り、浄土庭園を築き、<極楽浄土>を再現した。

その後、1336年の楠木正成と足利尊氏の戦や幾他の兵火・災害により、
多宝塔・法華堂・五大堂・不動堂などが罹災消滅したが、奇跡的に阿弥陀堂
と本尊は生きながらえた。
平安時代に皇室・貴族が造営した離宮・山荘・寺院などは今日残っている
ものが少ない中で、平等院はその存在を誇示している。

2012年9月から始まった<平成の大改修>は2014年9月で完了し、
平安時代の姿に近い鳳凰堂が蘇った。

<平等院 四季の風景>

<平等院 宇治川の風景>

<平等院塔頭 浄土院> 

<平等院塔頭 最勝院>

(1)寺名:平等院(にょうどういん)
(2)住所:京都府宇治市宇治蓮華116
(3)山号:朝日山 (4)宗派:天台宗・浄土宗の共同管理で単立
(5)開山:明尊上人 (6)開基:藤原頼通
(7)開創:1052年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)世界文化遺産 <古都京都の文化財>17件の一つ
2)主な伽藍など
  鳳凰堂:国宝 1053年 中堂・左右翼廊・中堂背後の尾廊の4棟
     本尊阿弥陀如来坐像:国宝 1053年 定朝作 像高284cm
     雲中供養菩薩像52躯:国宝 1053年 定朝工房作
     鳳凰堂壁扉画14面:国宝 平安~鎌倉時代
     天蓋:国宝 1053年頃
     金銅鳳凰1対:国宝 1053年 ミュージアムに保管
           (複製が鳳凰堂屋根に)
  観音堂:重要文化財 鎌倉時代前期
  浄土院養林庵書院:重要文化財 桃山時代
  浄土院羅漢堂:市指定文化財 1640年
  ミュージアム鳳翔館:2001年 博物館
3)梵鐘:国宝 11世紀 三名鐘 ミュージアムに保管
4)十一面観音立像:重文 藤原時代 像高168cm
5)地蔵菩薩立像:市指定文化財
  など多数の文化財
6)庭園:国指定史跡・名勝 典型的な浄土式庭園
7)藤・蓮・桜・紅葉
8)訪問日:ほぼ毎年訪問 私の好きなお寺

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              鳳凰堂(改修前)

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               鳳凰堂(現在)

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               鳳凰堂(改修前)

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               鳳凰堂(現在)

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              本尊阿弥陀如来像

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            鳳凰堂(改修前)と阿字池

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            鳳凰堂(現在)と阿字池

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                雪の鳳凰堂

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               庭園(阿字池)

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                 庭園

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            平等院形石燈籠(鳳凰堂前)

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                  表門

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               藤と観音堂

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                 鐘楼

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             ミュージアム鳳翔館

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                 扇の芝
              <源頼政自刃の地>

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                源頼政の墓