北向山不動院(京都市伏見区) 北向きに安置された<重文>不動尊

北向山不動院の寺伝によると、<1130年鳥羽上皇の勅願により鳥羽離宮内に、
興教大師を開山として創建され、仏師康助に刻ませた不動明王を本尊として、
王城鎮護のため北向きに安置した。1155年藤原忠実が中興した。>とある。

また、2002年の文化財答申の中では
<1155年藤原忠実が鳥羽安楽寿院に建立した不動堂の本尊が
現在の北向山不動院の本尊不動明王坐像である。仏師は康助である。>とあり、
微妙な違いはあるが、
北向山不動院は12世紀中頃、鳥羽離宮内に創建され、<重文>本尊不動明王
は康助(仏師定朝の3代目で、運慶の祖先)であろう。
由緒ある不動尊といえよう。

(1)寺名:北向山不動院(きたむきざんふどういん)
(2)住所:京都市伏見区竹田浄菩提院町61
(3)山号:北向山 (4)宗派:天台宗系の単立
(5)開山:興教大師覚鑁 (6)開基:鳥羽上皇
(7)開創:1130年 (8)本尊:不動明王
(9)その他
1)本尊不動明王坐像:重文 12世紀 像高137cm
2)本堂:1712年東山天皇の旧殿を移築

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                       山門

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                       参道

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                       境内

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                       本堂

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                      役行者像