十輪寺(京都市西京区) 在原業平ゆかりの寺

平安時代前期の歌人で六歌仙の一人でもある在原業平が晩年
住んだと伝わる十輪寺は、京都西山の大原野の里にこじんまりと
佇んでいる。
業平が塩を焼いて藤原高子への思いを伝えようとした塩竃の跡や
業平の墓といわれる宝篋印塔などがある。

在原業平ゆかりの寺といわれるお寺には
①不退寺:奈良市 在原業平創建の寺
②十輪寺:京都市 業平が晩年住んだと伝わる
③無量寿寺:愛知県知立市 名勝八橋の中心地にあり、供養塔がある
④宝珠寺:愛知県東海市 業平の位牌がある
など他にもあるだろう。

在原業平の主な歌
①ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは
②世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
③月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ 我が身一つは もとの身にして
④名にしおはば いざ事とはむ 宮こどり わが思ふ人は ありやなしやと
⑤大原や 小塩の山も けふこそは 神世のことも 思出づらめ

(1)寺名:十輪寺(じゅうりんじ) (2)住所:京都市西京区大原野小塩町481
(3)山号:小塩山 (4)宗派:天台宗 (5)開基:文徳天皇
(6)開創:850年 (7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)在原業平ゆかり:塩竃跡、墓
2)本堂の屋根:珍しい神輿形
3)声明と三弦
4)花山院家の菩提寺
5)三方普感の庭

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                       全景

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                       山門

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                       境内

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                       本堂

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                    三方普感の庭

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                      塩竃跡

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                      業平の墓

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                    新緑の業平もみじ