十輪院(奈良県奈良市)

江戸末期から明治時代にかけての古い町家や老舗の店が並ぶ奈良町に
ある十輪院は、もと奈良時代の元興寺の塔頭であったが、中世以降
地蔵信仰によって栄えたといわれている。

小さな境内のお寺であるが、二つの宝があり、ひとつは本堂が国宝
ひとつは石仏龕(せきぶつがん)という日本では珍しい、仏さんを彫った箱石
が本堂の裏堂にある。

この石仏龕の中央に彫られた地蔵菩薩が本尊で、篤い地蔵信仰を仰いだ。

(1)寺名:十輪院(じゅうりんいん) (2)住所:奈良県奈良市十輪院町27
(3)山号:雨宝山 (4)宗派:真言宗醍醐派 (5)開基:朝野魚養
(6)開創:715~24年 (7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)本堂:国宝 鎌倉時代前期 住宅風仏堂
2)南門:重文 鎌倉時代前期
3)石仏龕:重文 鎌倉時代前期
4)御影堂:県指定文化財
5)重要文化財仏像
  本尊石造地蔵菩薩立像:鎌倉時代
  不動明王二童子像 藤原時代
6)もと十輪院の宝蔵<重文>は東京国立博物館の構内にある

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                          本堂

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                          本堂

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                         本堂蔀戸

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                          南門

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                         御影堂

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                         護摩堂