JR高槻駅の北に位置する天神山丘陵に建つ霊松寺は奈良時代前期に 開創されたと伝えられ、当初は地蔵院と呼ばれたとか。 1412年再興され、霊松寺となっている。 戦国時代には、芥川山城主で当時大いに権勢を誇った三好長慶・義興の 帰依もあり大いに栄えたといわれている。 天正年間には、織田信長軍の高山右近の兵火に罹り焼失している。 江戸時代前期に再興され、高山藩主の庇護を受けている。 境内は整備され、城主や藩主の庇護を受けたお寺の寺格が漂う。 高槻城主・入江春正、芥川山城主・三好義興、高槻藩主・土岐定義の 菩提寺となっている。 (1)寺名:霊松寺(れいしょうじ) (2)住所:大阪府高槻市天神町2−4−2 (3)山号:黄牛山 (4)宗派:曹洞宗 (5)開基:行基 (6)開創:奈良時代前期 (7)本尊:十一面観音 参道 山門 本堂 笠松地蔵堂 |
<< 前記事(2018/04/15) | ブログのトップへ | 後記事(2018/04/17) >> |