八頭町は鳥取県内でも早くから仏教文化が伝えられ、709年には 新興寺、710年には青龍寺が開創されるなどしている。 新興寺は因幡国役所の祈願寺となり、多くの末寺をかかえる大寺で あったと伝えられている。 しかし、戦国時代には荒廃し、大寺の面影はなくなっている。 1385年の宝篋印塔や古文書が往時を偲ばせる遺物といえよう。 また、地名にしっかりと残っている。 (1)寺名:新興寺(しんこうじ) (2)住所:鳥取県八頭町新興寺166 (3)山号:波羅蜜山 (4)宗派:真言宗醍醐派 (5)開基:行基 (6)開創:709年 (7)本尊:聖観音 (8)その他 1)宝篋印塔:県指定文化財 1385年 本堂 宝篋印塔 |
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