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zoom RSS 浄土院 (京都府宇治市) 平等院塔頭

<<   作成日時 : 2010/02/15 09:24   >>

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京都府宇治市にある平等院には2つの塔頭(浄土院、最勝院)があり、
その浄土院は明応年間(1492〜1501年)に浄土宗の栄久上人が
平等院修復のために開創したといわれている。
平等院は1052年開創以来、天台宗の三井寺が住持を務め、藤原一門が
管理していたが、藤原一門の衰退とともに荒廃の時代に入った。
1231年に平等院を訪れた藤原定家は<明月記>の中で、その荒廃
ぶりを嘆いている。

こうした苦難の時代に浄土宗が勢力を得て、栄久上人が平等院修復に
乗り出したと言われている。
その後、平等院の管理において天台宗と浄土宗が勢力争いを続けたが、
1681年寺社奉行の裁定により、<平等院の名称は一山の総称>となり、
浄土宗・天台宗の共同管理となった。
現在も、浄土宗の浄土院と天台宗系の最勝院の2塔頭による共同管理
となっている。
現平等院住職・神居師は浄土宗の僧侶である。
(ちなみに長野・善光寺も天台宗・浄土宗の共同管理)

明治維新までは10弱の塔頭があったが、浄土院と最勝院以外は
すべて廃寺となり、養林庵も浄土院に統合し<重文>養林庵書院が今日まで
維持されている。

(1)寺名:浄土院(じょうどいん) (2)住所:京都府宇治市宇治蓮華115
(3)宗派:浄土宗 (4)開山:栄久上人
(5)開創:1492〜1501年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)養林庵書院:重要文化財 桃山時代 1601年に伏見城から移築と言われる
  養林庵書院庭園:府指定名勝 細川三斎の作と言われる
  養林庵書院襖絵:市指定文化財 江戸時代 京都狩野派筆
2)羅漢堂:市指定文化財 1640年
3)主な仏像類
  本尊阿弥陀如来坐像:年代不明 像高89cm
  阿弥陀如来立像:市指定文化財 鎌倉時代後期
  帝釈天立像:市指定文化財 11世紀 像高147cm 鳳翔館展示
  藤原頼通坐像:江戸時代 像高35cm
4)その他文化財
  平等院関係古文書:府指定文化財 室町・江戸時代
  和漢朗詠集巻下断簡:市指定文化財 平安時代末期
5)<初瀬>桜:しだれ桜
6)通圓の墓:源頼政に従って戦死 宇治橋の畔にある<お茶の通圓>先祖

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                       全景

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                       本堂

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                  <重文>養林庵書院

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                      羅漢堂

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                     <初瀬>桜  

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                      通圓の墓

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