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zoom RSS 地蔵院 (京都府宇治市白川) 白川金色院ゆかりの文化財

<<   作成日時 : 2010/01/31 09:41   >>

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京都府宇治市の平等院南東の丘陵を越えた処に位置する細長い盆地
<白川の里>にある地蔵院は、弘治年間(1555〜58年)に長柱法印
によって開創された地蔵堂が始まりと伝えられる。
すぐ近くには白川金色院の跡地があり、現在も総門や九重石塔、白山神社
などの白川金色院ゆかりの建造物が残っている。

白川金色院は、平等院を開創した藤原頼通の娘で後冷泉皇后・藤原寛子
が1102年に創建したと伝えられ、文殊菩薩を本尊とした金色に輝くお堂
であったことから金色院と呼ばれたと言われている。
1460年には焼失し、その後も再建されたが、江戸時代には文殊堂など
3坊が残るほどに衰微した。
明治時代の廃仏毀釈により金色院は廃寺となり、その遺宝は地蔵院に
受け継がれている。
白山神社は金色院の鎮守社であり、九重石塔は藤原寛子の供養塔と
言われている。

現在も静かな白川の里であり、平安時代の金色院を想像すると寛子の
別荘地として相応しい環境であったであろう。

(1)寺名:地蔵院 (2)住所:京都府宇治市白川川上り谷73
(3)山号:延命山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:長柱法印 (6)開創:1555〜58年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)白川金色院から引き継いだ文化財
  本尊阿弥陀如来立像:重要文化財 藤原時代 像高82cm
  聖観音坐像:重要文化財 藤原時代 像高79cm
  銅造阿弥陀三尊像:重要文化財 奈良時代 中尊像高19cm
  銅造阿閦如来立像:重要文化財 奈良時代 像高38cm
  銅造釈迦如来坐像:重要文化財 平安時代前期 像高26cm
  銅造大威徳明王像:重要文化財 藤原時代 像高17cm
  板彫両界曼荼羅:重要文化財 藤原時代
  梵鐘:府指定文化財 1336年
  金色院御堂再興勧進状:府指定文化財 1463年
  大般若経563巻:市指定文化財 平安時代〜江戸時代
  など多数
2)参考
  白山神社拝殿:重要文化財 鎌倉時代末期
  白山神社十一面観音立像:重要文化財 藤原時代
  白山神社伊邪那美尊坐像:重要文化財 藤原時代
  九重石塔:重要美術品 鎌倉時代 高さ4m

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                      地蔵院

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                   旧金色院総門

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                   旧金色院跡地

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                  旧金色院九重石塔

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                 <重文>白山神社拝殿

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