お寺の風景と陶芸

アクセスカウンタ

zoom RSS 寛永寺 (東京都台東区) 徳川将軍家の菩提寺

<<   作成日時 : 2013/12/14 10:28   >>

トラックバック 0 / コメント 0

東京都台東区の上野公園にある寛永寺は、1622年徳川将軍第2代秀忠
から上野台地を与えられた天海僧正が第3代将軍家光の支援を受けて
1625年に創建した本坊を始まりとする。
当初は徳川家の祈願所であったが、その後増上寺と並んで徳川将軍の
菩提寺となり、現在の上野公園の2倍に及ぶ寺地を有した。
幕末の1868年彰義隊の戦いで伽藍のほとんどを焼失し、明治維新後
明治政府によって寺地を没収され公園指定となった。
しかし、1875年かっての寺地の10%をもって再興され、今日に至っている。

寛永寺にある徳川将軍の廟所は、第4代家綱・第5代綱吉・第8代吉宗・
第10代家治・第11代家斉・第13代家定の6代であり、第15代慶喜の
墓は谷中寛永寺墓地にある。

開山の天海僧正は天台宗の僧で、徳川家康・秀忠・家光の参謀として仕え、
大いに権勢をふるい、107歳(諸説あり)の生涯を終えている。
僧正は江戸に比叡山延暦寺を模した東の比叡山構想を持っていたと
言われる。
廟所は滋賀院(大津市)と輪王寺(日光市)にある。

現在、寛永寺の本堂は東京国立博物館の裏手にあり、創建当時の
五重塔・清水観音堂など一部が上野公園内に残っており、江戸時代の
寛永寺の規模が想定できる。

(1)寺名:寛永寺(かんえいじ) 
(2)住所:東京都台東区上野桜木1−14−11
(3)山号:東叡山 (4)宗派:天台宗関東総本山
(5)開山:天海僧正 (6)開基:徳川家光
(7)開創:1625年 (8)本尊:薬師如来
(9)その他
1)主な伽藍
  本堂(根本中堂):1879年川越喜多院の本地堂を移築
  旧本坊表門:重要文化財 江戸時代初期
  清水観音堂:重要文化財 1631年 懸造り
  不忍池弁天堂:現在は鉄筋コンクリート造り
  五重塔:重要文化財 1639年 現在は都所有
  上野東照宮:重要文化財 現在は独立
  開山堂など
2)徳川家廟所(重要文化財指定の)
  厳有院(家綱)霊廟:勅額門、水盤舎、奥院唐門、奥院宝塔
  常憲院(綱吉)霊廟:勅額門、水盤舎、奥院唐門、奥院宝塔
3)主な仏像
  本尊薬師三尊像:重要文化財 平安時代 
     中尊は石津寺(滋賀県草津市)、脇侍は立石寺(山形市)から移座
  天海僧正坐像:都指定文化財 輪王寺所蔵
  銅造釈迦如来坐像:都指定文化財
  四天王立像:区指定文化財 1664年
4)その他重要文化財
  両界曼荼羅図:14世紀
  天海版一切経木活字:江戸時代
5)その他文化財
  徳川慶喜墓:都指定史跡 寛永寺墓地
  天海僧正毛髪塔:都指定旧跡
  了翁禅師塔碑:都指定旧跡 1707年頃
  慈海僧正墓:都指定旧跡 1693年
  虫塚:都指定旧跡 1821年
  梵鐘:区指定文化財 1681年 

画像
                   <重文>五重塔

画像
                   江戸時代の絵図

画像
                  <重文>清水観音堂

画像
                     不忍池弁天堂

画像
                       本堂

画像
                       虫塚

画像
                  <重文>旧本坊表門

画像
                 <重文>厳有院霊廟勅額門

画像
                 <重文>常憲院霊廟勅額門

画像
                 <重文>常憲院霊廟水盤舎

画像
                    両大師表門(輪王寺)

画像
                   <重文>上野東照宮

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

寛永寺 (東京都台東区) 徳川将軍家の菩提寺 お寺の風景と陶芸/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる