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2006年末に東京国立博物館で催された<仏像展>で絶大な人気を 集めた<国宝>十一面観音立像のあるお寺が渡岸寺観音堂である。 仏像人気ランキングでもいつも上位にランクされる観音さまである。 国宝十一面観音像は7体あるが、この観音さまはその優美さ、個性的な造りなど どれもがひき付ける要素となっている。 <国宝十一面観音像のあるお寺:渡岸寺観音堂、六波羅蜜寺(京都市)、 観音寺(京田辺市)、法華寺(奈良市)、聖林寺(桜井市)、室生寺(宇陀市)、 道明寺(藤井寺市)> この十一面観音立像は9世紀中頃に造像されたといわれ、ヒノキの 一木造りで194cmの高さがある。 戦国時代には浅井・織田の戦でお寺は壊滅したが、この観音さまは 地域の人々によって土中に埋められ、難を逃れたと伝えられている。 いろんな兵火に遭いながら仏さんだけが残っているお寺は数多くあるのも、 地域の人たちの協力がその陰にあるからだろう。 現在も、地元の人たちにより守られているこの観音さんこそ、お寺の在り様を 暗示しているのであろう。 また、ここ湖北の一帯は<観音の里>といわれ、井上靖の<星と祭り>にも あるように観音さまが人々とともに生きている姿がある。 (1)寺名:渡岸寺観音堂(どうがんじかんのんどう)<正式名:向源寺> (2)住所:滋賀県高月町渡岸寺50 (3)山号:慈雲山 (4)宗派:真宗大谷派 (5)開山:泰澄大師(6)開創:736年 (7)本尊:阿弥陀如来 (8)その他 1)十一面観音立像:国宝 9世紀中頃 ヒノキの一木 194cm 眉から鼻にかけての線は秀麗かつ気品に溢れ、腰を少しひねった 姿は官能的な空気を醸し出している 現在は、免振装置の台座に立っておられ、通常公開されている。 2)大日如来坐像:重文 12世紀 149cm 3)隣に観音の里歴史民俗資料館がある。 十一面観音立像 <渡岸寺観音堂で購入した写真のコピー> 仁王門 参道 井上靖文学碑 観音堂 収蔵庫 <十一面観音安置> |
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